3-2:解決すべき問題、満たすべきニーズを発見・特定する

開発品は、どんな人のどんな困りごとを解決するモノでしょう。それを考えるためには、解決すべき困りごと・問題を発見することがとても大切です。ユーザーから話を聞いたり、実際に何かをやっているところを観察させてもらったりするほかに、ユーザーが書いているブログから困りごとやニーズを探すという手もおすすめです。誰でも知っている当たり前の問題ではなく、あなたしか見つけられない、春先のまだ地上に顔を出していないタケノコのような問題(潜在的ニーズ)を見つけるつもりで、解くべき問題・困りごとを探しましょう。

例えば…

誰が具体的に何をやっている時に、何に困っているかを確認する。

ユーザーから見て明らかに非効率・無意味・非合理的なことは何か。

ユーザーが本音では嫌々使っていそうなモノ、やっていそうなコトは何か。

ユーザーのブログで現状や問題を調べる。

ユーザーの現場を見る。

ユーザーから話を聞く。

問題の本質・真因を追求する。問題発生のメカニズムを掘り下げる。

解決する意義のある問題を明文化する。

事例では…

G社:有機栽培を実践している親戚の農家に話を聞き、草取りの具体的な方法や問題、困りごとなどを詳細に把握した。

H社:避難所における具体的な困りごとを知るために、震災時の避難所滞在経験を記録したブログなどを調べ、プライバシーや騒音などが大きな問題であることを知った。

J社:従来の業務用洗濯機の問題として、日本人女性には対角的に使いづらいことや、操作方法がわかりにくいこと、機構に非合理的な部分があることなどがあることなどがわかった。

関連メソッド

3-1:ライバル商品や他社の取り組みなどを調べる

3-3:モノの使われ方を調べる

3-4:利用可能な技術・知財などを調べる

3-5:近未来を予測する