そのモノ単独で特徴を出すことが難しければ、地域の名物やモチーフなどのコンテンツや、全く別の機能を付加する素材などを掛け合わせて、意外な価値をつくれないか考えてみましょう。
例えば…
ユニークな機能を持つ素材(酸化チタン塗料など)と掛け合わせる。
現代的な技術(IT、3Dプリンタ、ドローンなど)を組み合わせてみる。
地域らしさ・日本らしさのあるモチーフやコンテンツと掛け合わせる。
新たな用途・ユーザー・シーンと掛け合わせてみる。
事例では…
K市:カラマツとK市の名物を掛け合わせて、ツブ焼き台やそばセイロ、酒枡、スパカツ台などのユニークな食器類を試作した。
L社:絞り染めの技術で立体感を付けた生地に、酸化チタンを塗布して消臭・殺菌効果を持たせた新しい素材を開発した。
M社:焼き物の産地で作ったカップ部分と、他産地で作った金属製の脚部を接着して、今までにないワイングラスを開発した。