2-9:モノに何かを掛け合わせて新たな用途・価値をつくる

そのモノ単独で特徴を出すことが難しければ、地域の名物やモチーフなどのコンテンツや、全く別の機能を付加する素材などを掛け合わせて、意外な価値をつくれないか考えてみましょう。

例えば…

ユニークな機能を持つ素材(酸化チタン塗料など)と掛け合わせる。

現代的な技術(IT、3Dプリンタ、ドローンなど)を組み合わせてみる。

地域らしさ・日本らしさのあるモチーフやコンテンツと掛け合わせる。

新たな用途・ユーザー・シーンと掛け合わせてみる。

事例では…

K市:カラマツとK市の名物を掛け合わせて、ツブ焼き台やそばセイロ、酒枡、スパカツ台などのユニークな食器類を試作した。

L社:絞り染めの技術で立体感を付けた生地に、酸化チタンを塗布して消臭・殺菌効果を持たせた新しい素材を開発した。

M社:焼き物の産地で作ったカップ部分と、他産地で作った金属製の脚部を接着して、今までにないワイングラスを開発した。

関連メソッド

2-1:ターゲットとするユーザーやシーンを絞り込む

2-2:使い手にとっての理想的な状態=あるべき未来を考える

2-3:「自分ならこう使いたい、こうできたら嬉しい」を考える

2-4:参考例やメタファを探す

2-5:問題の解決策を創造する

2-6:「こう役に立つこんなモノ」の仮説をつくる

2-7:目の前にあるモノのアイデアを生かす道を考える

2-8:モノの使用シーン・用途を広げる

2-10:常識・当たり前・固定観念の枠の外側を考える