2-6:「こう役に立つこんなモノ」の仮説をつくる

企画アイデアを考えたり眺めたりブラッシュアップしていく時は、モノだけでなく「これが何の役に立つのか」も常に意識するようにしましょう。また「こう役立つこんなモノ」のアイデアは早い段階で一つに決め込まず、良さそうなアイデアをいろいろな方向からたくさん考えることを心がけましょう。

例えば…

「こう使えたらいい」「こんなことができたらいい」「こんなことをしてもらえたら嬉しい」といったコトの仮説を考える。

コトの仮説を実現するための「こんなモノがあったらいい」というモノの仮説を考える。

すぐに一つに絞り込まず、できるだけ多くの仮説をつくる。

事例では…

B社:マンション住まいのライダーがバイクの整備や試し乗りをする際に、ケミカル類や工具・パーツ、ヘルメットやグローブ等を積載でき、バイク置き場で簡単な作業ができるワゴンを考えた。

D社:車内のグラブバーを用いて設置でき、家族が乗る時などすぐに撤去ができるロッドホルダーの取付方法を考えた。

E社:真空成形で作った小さなカップにコーヒーフレッシュを封入し、いつでもどこでも一人分をすぐに使えて衛生的な包装方法を考えた。

J社:日本人女性が現場でストレスなく使える業務用洗濯機を考えた。

K市:地場産材とK市のさまざまな名物・コンテンツを掛け合わせてユニークなモノをつくり、K市の魅力を発信する活動につなげていくことを考えた。

関連メソッド

2-1:ターゲットとするユーザーやシーンを絞り込む

2-2:使い手にとっての理想的な状態=あるべき未来を考える

2-3:「自分ならこう使いたい、こうできたら嬉しい」を考える

2-4:参考例やメタファを探す

2-5:問題の解決策を創造する

2-7:目の前にあるモノのアイデアを生かす道を考える

2-8:モノの使用シーン・用途を広げる

2-9:モノに何かを掛け合わせて新たな用途・価値をつくる

2-10:常識・当たり前・固定観念の枠の外側を考える