2-1:ターゲットとするユーザーやシーンを絞り込む

対象ユーザーを例えば、ぼんやりと「若い女性向け」でとどめるのではなく、もう少し具体的に「こんな状況で、こんなことに困っている、こんなヒト」のように描き直せないでしょうか。そのためにはそもそも誰が、どんな状況で、どんなことに困っているか・どんな物足りなさを感じているかを把握することも大切です。

例えば…

開発品が対象とするユーザーや使用シーン、使用目的などをより具体的に描き直す。

「ざっくりこんな人向け」ではなく「これで困っているこの人たちのために」とユーザーやシーンをくくり直すことで、わかりやすく魅力的なモノにならないか考える。

事例では…

A社:揺らぎLED照明がどんなシーンでこそ出番があるかを検討し、特別な日の家庭内でのディナーなど、ロマンチックな雰囲気を出したいシーンをいくつかリストアップした。

G社:農地用の草刈り機開発に当たって、農地なら何でもというわけではなく、有機栽培をしている農家こそ草取りに困っていることを知り、特に有機栽培農家向けの草刈り機を開発対象として絞り込んだ。

関連メソッド

2-2:使い手にとっての理想的な状態=あるべき未来を考える

2-3:「自分ならこう使いたい、こうできたら嬉しい」を考える

2-4:参考例やメタファを探す

2-5:問題の解決策を創造する

2-6:「こう役に立つこんなモノ」の仮説をつくる

2-7:目の前にあるモノのアイデアを生かす道を考える

2-8:モノの使用シーン・用途を広げる

2-9:モノに何かを掛け合わせて新たな用途・価値をつくる

2-10:常識・当たり前・固定観念の枠の外側を考える